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【くにたち稽古会】手を携えて行く道


木曜日はくにたち稽古会です。

新体道の体系をご存じの方はよく知っていることですが、「栄光」「天真五相」はさまざまに変化します。その変化は、武道的に言えば、打突系の技から、締め関節系、押さえ技まで非常に多彩です。

新体道は、空手から生まれましたが、親和体道という合気道の兄弟のような武道からも強い影響を受けています。

ですから、手取りの技がとても多くあります。

でもそれもこれも「栄光」「天真五相」から生まれたものばかりです。

で、手取りの技の一番の特徴ですが、打ち突きの技に比べて粘っこく動いて、つながりが切れ難いというところがあります。

これは、武道的に見たらとっても重要なところで、こういう、「ぴったりくっついて離れない」稽古は、高度な体系を持つ武道・武術であればあるほど重視しているのです。

新体道はこの手取りの稽古を使って、武術としての体を練るだけでなく、心と体をほぐしてゆくのです。

「エイ!」と言って突き放せば、相手との関係は切れ、私たちの心身は硬く閉じこもってしまいます。でも手を携えあって、お互いにほぐしあえば、体が開き、心が開かれます。

手を携えて行く道、新体道稽古の一端です。

~稽古内容~
天真柔操
二人組みほぐし(背筋を中心に)
ステップ1~4則
栄光(正)大上段斬りこみ(呼吸を整えて)
同上(気合)
手取り栄光組み手(中心をほぐすように)
片手取り栄光組み手(柔らかく大きく伸ばして)
天真五相
無相の瞑想
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【ほびっとむら】ステップで腰を柔らかく


水曜お昼は、ほびっと村稽古会です。

ここのところ皆さんお疲れのようですねぇ

ほびっと村も今回ばかりはちょっと長めの天真柔操と、二人組みで体ほぐしを行いました。背筋や腰をほぐしあいます。

季節柄なんでしょうか? 背筋がバリバリ! 腰がカチカチ。

こんな状態で、いきなり体を激しく動かしてはいけません。まずは軽くジャンプの後、腰をほぐす目的でステップ8則から5則、6則を行いました。

これは足をクロスするように運び、前進後退するものです。ヒップホップダンスをご存知の方はボックスステップを想像していただけるとわかりやすいかもしれません。


まあ大分違いますが…

このステップ5則、6則をうまく行うととてもよく腰がほぐれます。腰がほぐれると、バランス感覚がとても鋭くなるものです。

この腰の感覚を使って7、8則の稽古に入りました。

これらは、合気道で言うところの「入り身転換」と似たところがあります。ですがやはり大分違います。動作としては7、8則のほうが複雑です。きちんとやるには、充分に重心が降りていないといけません。逆に言えば、きちんと稽古すれば自動的に重心が降りて行くのも、このステップの特徴です。

5則、6則で腰をほぐし、7則、8則で重心を下ろす。とするとどうなるか? なんと、瞑想状態に入るのです。ステップ8則を丁寧に稽古するだけで、深まる「もの」があるのです。

新体道は、全てがシステマチックになっています。

ようやく腰がほぐれ、重心が降りたところで、瞑想ジャンプ。更に重心を下ろし、体をほぐします。

それでも、腰や背筋のほぐれ切れないところはどうするか?

転がるんです。

おあつらえ向きにほびっと村はたたみのお部屋。二人一組で瞑想ジャンプの組み手でもっと柔らかくなるのです。

充分にほぐれたところで天真五相、そして無相の瞑想へ。

ほぐれた体は、深い瞑想の世界へと誘ってくれます。

~稽古内容~
天真柔操
親和体操1対2
二人組みほぐし
ジャンプ(軽く)
ステップ5~8則
瞑想ジャンプ
同上 組み手
天真五相
無相の瞑想

【本部稽古】ぴったりと

火曜日は本部で号令でした。翌日のパフォーマンスを控え、隣の部屋で練習していたりして、ちょっと違った緊張感でした。

今回から、フランスから新体道を勉強しにきている、ベアトリスさんに黙想・礼の号令をお願いすることにしました。

彼女は稽古も日本語の勉強もとても熱心で、来日して1年にもならないのに、稽古記録票に稽古に参加する皆さんの名前を漢字で書いてくれます。日本語の勉強は来日してからですから、長足の進歩です。

そんな彼女の「モクソー」から始まった稽古です。

今回のお題も「突きと虎翻」。

ところで、古流剣術では大きく分けて二つの対照的な技術があると言う話です。前者はパーン、パーンと打っては離れ、打っては離れという技法、後者は一度くっついたら離れない技法(飯粒がくっついていくイメージ)があるんだそうです。後者を「続飯付け(そくいいづけ)?」と言うんだそうです。よく知りませんけど(笑)

新体道の棒術は両方の技術を体系の中に持っていますが、今回は最終的には「続飯付け(そくいいづけ)?」の代表的な稽古、「練りあい」に向かうように的を絞りました。

ただ、この「練りあい」ですが、視線が近くなりすぎることがあります。棒だけを見てはいけないのに棒だけを見てしまう…

「練りあい」とは棒同士が一点触れ合ったところから、自由に動く稽古です。一見するとダンスでも踊っているようですが、というよりダンスでも踊っているかのように見えたら最高です。二人の棒がぴったりとくっついたままで自由に動くのが理想です。

この組み手はとても大事なことを学べる稽古法ですが、なにより楽しいのが特徴です(笑)

そしてこの稽古はこれに止まらず、素手にも展開してゆきます。私の出番が終わり、代表・大井秀樹首席師範指導のもと展開された稽古がそれです。

素手で中段を突いてきた手首あたりに、中段腕受けでぴったりとあわせ、大きく導いてゆきます。相手の動きに逆らわず、かといって支配されず。一体となって行く稽古です。

そういえばある拳法には「沾、粘、連、随」※日本語読みで「せん、ねん、れん、ずい」なんて言葉がありますが、そんなものです。…かね?(笑)

ぴったりくっついて離れない。この一体感が面白いのです。分離ではなく一体。不足感ではなく満足感。これが新体道稽古の特徴なのです。

~稽古内容~
天真柔操
親和体操(互いに気を読み合い栄光で)
立ちジャンプ組み手⇔ほぐし(1対1・棒を持って)
同上 (1対3・一列になって)
騎馬立ち中段本突き
騎馬立ち中段腕受け
不動立ち前進双手突き
不動立ち後退虎翻
双手突き対虎翻
練りあい(突き対虎翻)
ー以下大井首席師範指導ー
中段本突き対中段腕受け
同上を大きく伸ばす

【三鷹稽古会】集中!


月曜日は三鷹稽古会です。沙羅舎の地下舞遊空間をお借りしています。

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今回は人数も少なかったので、ちょっとディープに稽古しました(笑)

新体道は、瞑想を重視します。ですから、瞑想法を重点的に学ぶ「阿佐ヶ谷瞑想クラス」を作ったくらいです。※2月は4日、18日

武道の基礎練習としての瞑想法には、「金剛位瞑想法」があります。

「金剛位瞑想法」は集中力を獲得し、体を開く優れた瞑想法ですが、武道的にも重要なさまざまな効果があります。

しかも! 1週間も稽古すれば、周囲から「どうしたの?」なんて聞かれるくらい雰囲気が変わります。「変わりたい!」と思っている人には特にお勧めです。

効果が顕著に現れるのは、突きの威力。集中力が強力になるため、動きが統一されるためです。また、集中力が強化され続けると、新体道で「統一」と呼ばれる状態になります。
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この「統一」と呼ばれる状態になったらしめたもの。いわゆる気配をよく察知できるようになります。そして、前だけでなく、後ろ、左、右、上、下と全方位を把握できるようになって来ます。スキが無くなってくるのですね。

まずは、この「金剛位瞑想法」を稽古するために、いつもより天真柔操に時間を掛けて体をほぐしました。次に本格的に「金剛位瞑想法」に入ります。普段出来ないチェックをして形を直していただきました。

普段は動きの多い「動」の稽古ですが、今回ばかりは「静」の稽古です。静寂が稽古場を支配していました。
その静寂は、強大な爆発力を秘めた「静」なのです。

~稽古内容~
天真柔操
金剛位瞑想法
証光(新体道正式太刀にて、説明のみ)
上げ下ろし(新体道正式太刀にて)
瞑想ジャンプ
瞑想ジャンプ組み手
天真五相(正)
天真五相座り組み手

【仙川稽古会】こりこり


日曜は仙川稽古会です 。

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冨沢脳神経外科のリハビリ室をお借りしています。
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人間生きていれば、体調の変化があります。女性はそれが顕著な場合が多いですが、男性もまあ似たようなものです。

今日稽古を始めたら、なんだか皆さん首肩をさすります。しかも同時に(笑)なんだか申し合わせたみたいです。と言うか奇妙なダンスのようです。全員同じ動作で、右の首をさすり、左の首をさすり(笑)

肩こり、首こりが行過ぎると、めまいがしてきます。これが「きついなー」と思う時は、立って行う稽古や、頭を後ろにそらす運動はすこし、控えめにします。また、ジャンプも少なめです。気持ちが悪くなってしまうからです。

季節柄なのか? シンクロなのか? まあ同じ稽古場に来ている人にはよくこういうことが起こります。

そこで、今回は天真柔操に充分に時間を掛け体をほぐします。

そして天真五相です。
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今回は最初の「ア」で大きく開く部分を、ほどほどに抑えてもらいました。頭も後ろにそらしません。掌もあんまり開きません。
この開く体勢のことを新体道では「開放体」と呼んでいますが、このあたりをうまく加減しないと、体調を悪化させてしまいます。

ただ、気持ちを新しくするために、声は出していただきました。

ウン・ア・エ・イ・オ・ウン
そして、天真五相の座り組み手。


新体道の体系の中には「立って」行うもの「座って」行うものがありますが、ふらつかなくて済む分座って行う稽古は安全です。
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充分に組み手で動きを確認してもらったら、今度は立って歩きながら天真五相です。腕を目一杯伸ばしていただきますが、掌は柔らかくしてもらいます。肩口、首まわりをほぐしてもらうのが目的です。

続いて片手ずつの天真五相。まずは右手がア~、続いて左手がア~、右手がエ~、左手がエ~、右手がイ~、続いて左手がイ~、右手がオ~、左手がオ~、最後は一緒にウン。

今回は片方ずつ腕・肩を動かすことで肩首のコリ対策を行っていただきました。これは、いろんな意味がありますが、能力開発としても優れた方法です。自分のペースで行っていただきます。

最後は、大きな声、動きで天真五相(正)

肩、首のコリに天真五相はいかがですか?(笑)
~稽古内容~
天真柔操
天真五相(正)緩めて行う
天真五相座り組み手
天真五相(大)緩めて行う
天真五相立ち組み手
天真五相変化(片手ずつ)
天真五相(正)

【くにたち稽古会】足腰

木曜夜は、くにたち稽古会です。東地域防災センターをお借りしています。

最近国立駅は改修工事をしています。ホームの位置が少し高くなって、大学通りが、遠くまで見渡せます。
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ちょっと雨模様。足元が気になります。と思っていたら、今回の参加者の方から

「最近年齢もあって、足腰の弱り方が気になる」
とのお話聞き、ちょっと考え込んでしまいました。

というのも、新体道のお稽古は足腰をよく使うのですが、普段の稽古ではちょっと激しい面があります。人によっては運動が強いのです。

そこで、今回は「前期高齢者向け心身開発」として今まで考えてきたものを導入してみました。とは言っても「曽根田オリジナル」ではなく、新体道で「心身開発体操」と呼ばれているものを応用し、注意する点、強度を若干変え、号令の掛け方も変えたものです。

いま単に高齢者と言っても、カテゴリーが二つ年齢別にあります。65–74歳までを前期齢者、75歳以上を後期高齢者と言いますが、この前期高齢者に差し掛かったあたりから、非常に足腰の弱りを自覚する方が多いようです。

こう言った方々が「足腰の弱り」として自覚しているのは、主に二つ。足腰の筋力の低下、バランス保持能力の低下です。

「足腰の筋力の低下」について言えば、新体道以外にもいろんな方法があり、それらはそれなりに効果があります。

でも、私が見落としているなぁと思うところがあります。

それは、「腰の働き」

ちょっと、言葉にするのが難しいのですが、この「腰の働き」が前期高齢者の皆さんが気にする「バランス保持能力」ととても密接にかかわっていると私は思います。

こんなことを気にしながら、稽古を進め、最後はきちんと大妙、天真五相で稽古をしめることが出来ました。

後で、感想を聞いてみまたところこんな答えが返ってきました
「単に足腰を鍛えるだけでなく、転倒防止の体操にもなる。」
狙いは当たったようでした。

~稽古内容~
天真柔操
三人組親和体操
自由にジャンプ⇔緩める
両腕振り下ろし
大気舞(緩めるように)
無相拳
腰回し
ステップ5・6則
双球体「歩き」
瞑想ジャンプ(ジャンプしない)⇔四足歩き
一人ワカメ
大妙第一部
天真五相
二人組みほぐし

【あさがや瞑想会】四体勢

水曜の夜は「あさがや瞑想会」です。
会場はカバラなどを勉強している。フィリングと言うところ。
http://www.k5.dion.ne.jp/~filing/

普段から瞑想的な雰囲気を持つこの会場は、やはり新体道の瞑想にもとても力をくれます。「場」が力をくれるのですね。

ところで、瞑想をするのに、まず何が必要だと思いますか??

場所? 先生? 時間?

正解は「自分自身、とりわけ肉体を持った自分」

本来瞑想はいつでもどこでも出来るもの。というかしているもの。
人間は本来「瞑想する生物」なのです。

人間の肉体は瞑想をするように出来ているのです。

でも、ほとんどの人はそのことを忘れています。

そして、人間はある体勢をとることによって、自動的、機械的に瞑想状態に入ってしまうことも、知られていません。

新体道では、この瞑想に入りやすい姿勢を【正立体】と呼んでいます。

今回はこの正立体の説明のために、【新体道四体勢理論】の「さわり」をご説明しました。

自護体、養気体、開放体そして正立体。この四つの体勢、それぞれに意味があり、働きが違います。これを理解すると瞑想についての学習がしやすいものです。

瞑想、体勢、意識についての理論。普段のお稽古では出来ない説明をするのが瞑想クラスの最大の特徴です。

~稽古内容~
講義【新体道四体勢理論】
天真柔操
瞑想組み手ワカメ体操
同上 1対2
同上 1対多数(一列)
無相位瞑想法(シンギングボールを使って)

【ほびっとむら】60点で合格

水曜のお昼は、ほびっと村稽古会です。
http://www.nabra.co.jp/hobbit/wc.htm#sint

今回は新体道初体験の方がお二人が、ご夫妻で稽古に見えました。

そこに、いつものメンバーも来て稽古です。

ふと、今回初参加の方の体格、雰囲気を見て考え込むこと数瞬
「どういう稽古がこの方たちの心身を解放するのだろう?」

稽古方法、内容は毎回変えなければなりません。

と言うのも、毎回稽古に参加する方は違うわけです。またたとえ同じであっても、その日その日の体調も、心の状態も違うわけですから。

極端な話、昨日まで元気でも、今日はチョットお腹が痛いなんてこともあるわけで、このあたりの情報をどうやってキャッチするかどうかが稽古の組み立てでは重要になります。

立ち方、歩き方、話し方。ちょっと判断つきかねました。
これはもう、動きの中で判断して行くしかありません。

実は、人の体の特徴を掴みやすい動き、運動があります。

それは「ジャンプ」

「ハイ! ジャンプしてくださーい」と言ってジャンプを始めると、その人の肉体、心の状態、その人の経歴がどんどん露わになって行きます。

このジャンプの仕方を「見る」事に熟達してゆくと、占いみたいなことも出来てきますが。私はあんまりやりません。と言うのは「ジャンプを見て」そこから情報をつかみ出すのには、やはりものすごく熟練が必要だし、場合によっては正確性を欠く事もあるからです。やっぱり全体を見て行かなければなりません。

そうやって稽古を進めて行く途中でひとつわかったような気がしました。
今回初参加されたお二人は、とてもまじめで、自分自身をよく観察しておられるようでした。

ですからこう申し上げました。

「新体道の稽古は『だいたい』で良いんです。『だいたい』のところで楽しんでください」

実は新体道のお稽古は、あんまり厳密にやりすぎると妙な「ずれ」を生じることがあるのです。

このあたりについては、また回を変えますが、まあ車のハンドルと同じでちょっと遊びがあったほうが良いです。テストや試験で合格するのに100点満点である必要はありませんね。合格する点数を取れば良いわけです。

そのぐらいのちょっと余裕がないと、新体道の稽古の目的が見えなくなってしまいます。

一生懸命にやる! その姿はとても美しくはあるのですが、それが行過ぎると人は、自分だけの世界に閉じこもってしまいがちです。

天と地と人々とにポンと自分を明け渡して、「がんばる」事をやめて、きら~くに稽古して行きます。そうすると見える世界が違ってくるのです。

さて、今回ご参加してくださったお二人には、このことが伝わったでしょうか?

~稽古内容~
天真柔操
親和体操1対2
開脚手取りのほぐし
ジャンプ⇔緩める
集団ワカメ
瞑想組み手ワカメ体操
試し突き
瞑想組み手ワカメ体操
同上 1対4
天真五相

【本部稽古】棒と空手と栄光と

火曜日の夜は本部の稽古でした。

師範代の先生が見えませんでしたので、私が代稽古です。今月のテーマは「栄光」。でも、今回の会場は、新体道棒術をやるにはチョット狭い…

でもやります! とはいっても、思いっきり走る! と言うわけには行きません。栄光の雰囲気を感じて行く稽古として選んだのは「突き」。

狭い部屋でも、方向さえ考えれば、意識を広げてくれる最高のお稽古です。

突きをやるとなると… 受け技としては? 思いついたのは「虎翻」。

空手の「内受け」の要領で棒を、体の前でくるっと回します。最近の子どもやるんでしょうか? トンボを捕まえる時に、指でくるくる回します。あんな感じです。まっすぐ突いてきた棒を、払ったり、絡めたり、いろんな使い方をします。

この二つ、稽古するにあたってはまず素手で稽古したほうがわかり易い! そんなことでまずは「騎馬立ち中段本突き」そして「中段内受け」。勘の鋭い方ならわかったでしょう? これは空手の基本稽古です。

空手と棒術は兄弟と言うか、夫婦と言うか、一体というか…まあとにかく。一緒に稽古すると、効果倍増! とってもお徳です(笑)

ちょっとここで早回し(笑)

棒術の組み手(組み棒ですね)です。まずはカタチを整えて。ここでまた早回し(笑)1対多数で連続して組棒。受け手は連続して虎翻。残りのみんなは一列になって一人ずつ走りこみの突き! 追いまくります!

もう一回早回し(笑)

今度は1対2で、突き手は自由に突きまくります! 追いまくります! 受け手は、どんどん虎翻で捌きます!

自然に大きな動き、自由な意識、大基本・栄光の広さが出てきます!

連続して突き、捌く、これが大基本・栄光になってゆく。空手から棒術、その全てを支え、全てがたどり着くところ、それが栄光なのです。

~稽古内容~
天真柔操
天真五相
ジャンプ(重さを感じて)
瞑想ジャンプ
瞑想ジャンプ組み手 1対1→1対2
騎馬立ち中段本突き
騎馬立ち内受け
不動立ち前進双手突き
不動立ち後退虎翻
突き対虎翻
突き対虎翻(1対1ただし連続)
突き対虎翻(1対突き手2)
天真五相

【デイサ-ビス新体道】開放体

火曜日のお昼は、新宿のデイサービス「健康倶楽部新宿」で新体道でした。

二日連続となりましたが、いわゆるデイサービスは曜日によって利用される方が違いますので、また新たな気持ちです。

この新たな気持ち。とても重要です。

高齢者向けの体操や、レクリエーションで、百年一日のように同じ事を繰り返す指導者の方が時々いらっしゃいますが、「どうかな~」とと思います。また逆にやたらと毎回プログラムを変える方もいますがこれも「どうかな~」と思います。適度に新しく、適度に変えて、このさじ加減が難しいところだと思います。

と言うのも利用者さんは、子どもではありませんので、前回やったことぐらいは覚えているものです。でもやっぱり、毎回新しいことだと疲れてしまいます。覚えるために「がんばって」しまうのです。

この「がんばる」のをやめてもらいつつ、」新しいことに挑戦していただくためには何が効果的か? 

私は「姿勢」「体勢」を変える事が重要だと思っています。

私が担当する以前は単に肩を上下し、体をゆらすだけだった導入部分。こちらに、ちょっと胸を開いて万歳をするような、体ゆらしを取り入れたのはこのためです。

ちょっと、体を開くこれだけで気力が湧いて来ます。
チョット、体を開くこれだけで愉快な気分になってきます。

これが、体の叡智なのです。

~稽古内容~
肩上げ下げ
呼吸法
養気体体ゆらし
開放体からだゆらし
手こすり
手首振り
腕上げ下ろし
胸開き(柔らかく)
胸開き(気合、遠当てのつもりで)
体側伸ばし
前後屈
体ねじり
突き(中段、上段、大上段各10本ずつ)
突き(同上を連続で、気合)
半月蹴り
天真五相

【三鷹稽古会】真剣は…

月曜夜は三鷹稽古会です。

今回のテーマは「地の型」。新体道は空手から生まれました。さらに新体道から空手を見直したのが、新体道空手です。

伝統的な空手の稽古もその体系の中にあります。

特に約束組み手には、伝統空手の香りが充分に残っています。今回テーマにした「地の型」は一本組み手などとも呼ばれ、「空手」のほとんどの流派に存在します。

まず一人は正立で自然体に立ちます。もう一人は半身の不動立ちから、順突きで中段を一歩出ながら突いてくる。これを下段払いで払い、もう一方の拳を上段(アゴ)に出し崩します。

たったこれだけですが、新体道空手の非常に重要なところが多く含まれています。

気の読み合いから、正確な突き。払い。腰の崩し本当にたくさんのことを学べます。

でも、もし突きが明後日の方向を突いていたら。ぜんぜん組み手になりません。

真剣に突く、真剣に働きかける。だからこそ技になります。
真剣だからこそ組み手が成立する。

ところで、チョット待ってください。真剣なんていうと、力を入れて、眉間にシワ寄せてなんて姿を想像してませんか?

違うんです!

真剣は、楽しむことから生まれてくるんですよ! 力を抜いて。目線を遠くに、目の力を抜いて、スイートな感じの表情で!!

そうでないと本当に「効く」技にはならないのです!
~稽古内容~
天真柔操
養気体ジャンプ(1・2・3で肩を大袈裟に動かして)
一人ワカメ
養気体ジャンプ(1・2・3で肩を大袈裟に動かして)
四股立ち腰開き
開脚前進(大)
無相蹴り
連続前蹴り(座)
騎馬立ち中段本突き
ステップ1則
結び立ち中段突き(腕を振り子のように)
試し突き
不動立ち中段本突き
瞑想組み手ワカメ体操(突きで)
騎馬立ち下段払い
地の型
太極(小)

【デイサ-ビス新体道】的を差し出せ!

1月19日は新宿にあるデイサービスセンター「健康倶楽部新宿」で新体道でした。

高齢者新体道で行う稽古には、新体道空手の技を多く取り入れています。今回は特に無相拳、中段本突き、半月蹴りを取り入れました。

空手の技は、エイ!の気合と共に、腕を伸ばしたり、足を上げたりするのですけれど、これが結構皆さん熱中します。

高齢者とはいえ、まだまだ色々とやりたいし、やれる自分を自覚したいのです。実は皆さんまだまだ「やんちゃ」です(笑)

というのも、この空手技の時私は皆さんに、手やお腹、お尻まで「的」として差し出しているのですが、、、、つまり皆さん私のお腹や、手、お尻を「エイ!」の気合と共に突いたり、蹴っ飛ばしたり…

いやはや、皆さん「的」があると熱中しますねぇ

最近は、通りがかるだけで「エイ」と突きが飛んで来ますから、ぼやぼやしてはいられません。(笑)

新体道創始者・青木宏之先生は若き頃弟子に「いつでも攻撃してこい!」と言って稽古していたそうですが、、、彷彿とさせます(笑)

今日も今日とて油断できないデイサービス新体道でした。

~稽古内容~
肩上げ下げ
呼吸法
体ゆらし
開放体からだゆらし
手こすり
手首振り
無相拳
片腕回し
両腕回し
青空体操
首柔軟
胸開き5段階
胸開き中段(気合)
体側伸ばし
前後屈
体ねじり
ワカメ体操
中段本突き
半月蹴り
天真五相

チケットあるよ!

★※*…~
音と肉体=Deep Breath 2009 jan 28
<肉体が肉体を超越する時、音がこの宇宙の音を超越する触合> ~…*※☆


チケットあります!! どうか買ってください!
チケット売れるかどかで、今晩のご飯が…
家には病弱な妻が…(嘘)

お願い!チケット買って~

新体道のメンバーが世界的なドラマー、羽野昌二さんとコラボレートパフォーマンスします!!

1月28日

■会場 渋谷公園通りクラシックス
■出演者 羽野昌二(ds)/大井秀樹 &新体道メンバーズ(Performance)/深水郁(vo,pf)/アユミ(dance)/アミ(vo)/KARAPPO(Sound&Visual,Electronics)
■開場/開演 (開場) 19時00分 (開演) 19時30分
■料金  当日3,500円  前売り2,800円
http://www.radio-zipangu.com/koendori/schedule.php?year=2009&month=1

みなさん、いらしてくださいね~

【仙川稽古会】突きの極意とワカメ体操と

日曜日は仙川稽古会です。

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新体道には瞑想組み手ワカメ体操と言うのがあります。新体道の組み手における基本中の基本であり、非常に高度に発展してゆく組み手です。
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基本は、二人で押し手と受け手に別れ、押し手は海の波のように受け手を押します。受け手は海に漂うワカメ林のように、受けて、受けて、受け入れて行きます。

本当にいろんな事を学ぶことが出来るのですが、何より気持ち良い!!

でも…気持ちよい! だけを追いかけると、だんだん道を外れてゆきます。その一番は…押し手がなんとなく手を出すだけ、だったり「ちょん」と触るだけだったりのコミュニケーション不足なワカメ体操になりがちです。

押し手が真剣なコミュニケーションでコンタクトをとってくれば、受けても真剣に受けざるを得ません。そこに大きな学びがあるのですが、押し手がいい加減な、気持ちでコンタクトをとってきても、受け手は中々真剣になれません。

そもそも、激しく厳しい武道の組み手から生まれた瞑想組み手をなめちゃあいけません!

と言うことで、最近の稽古ではきちんと押せるように、原点に立ち返って突きの要素を取り入れています。
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今回やったのは「試し突き」。先日のほびっと村稽古会でもやりましたが、これは別に「どかーん」とパンチ力を試すものではありません。

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きちんと押し貫けるかどうかが問題なのです。腕力は関係ありません。

今回の稽古参加者で一番力がまっすぐで、貫いていたのは? 驚く無かれ70歳を超える女性! 新体道歴が長いわけでも、腕力が強いわけでも無い、小柄な方です。

どうしてか? 答えは簡単「素直」だから。


あれこれ余計なことをしないで、ただ拳を前に出して、遠くを突く。まるでワカメ体操の波のように。すると、力が纏まってきます。もうこうなると立派な「突き」です。

その突きの感覚でワカメ体操を行えば、立派な武道の稽古です!

新体道は、年齢性別も関係なく「突き」の極意を体得させてくれます。そして安全にその「極意の詰まった突き」で組み手が出来るのです!

~稽古内容~
天真柔操
二人組みほぐしあい(主に下半身)
連続前蹴り
瞑想組み手ワカメ体操
試し突き
瞑想組み手ワカメ体操
集団ワカメ
天真五相
重心降下法
天真五相

【くにたち稽古会】ジャンプはしないで

毎週木曜日は、くにたち稽古会です。

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新体道の稽古ではジャンプをよくします。と言うより、新体道の稽古はジャンプの稽古と言っても良いかもしれません。

とにかく、よくジャンプします。このジャンプという稽古方法は非常に優れていて、短時間で全身のリラックスや、解放感、武道的な重さ、また足腰の強靭さも含めて多くのギフトを私たちにくれます。

でも、時にはこのジャンプをしないで稽古を進めることがあります。

会場に問題があったり、参加者の体調によっては、ジャンプをしないほうがよかったり、効果的だったりもします。

そんな時はどうするか? 

大妙第2部という型があります。三部構成の大妙にあって、能力開発を主な目的とします。いくつかの技から成り立つこの型は、じっくり行えば脳の深い部分を開発してくれますが、個々の技を専門的に行えば非常に充実した稽古になります。


今回は、多少動きながらこの大妙第二部を激しく行うことで、専門化された能力開発と高度なリラックスを実現する心身開発の効果を出しました。

そして、この大妙第二部激しくなればなるほど、単なる能力開発体操を超えて、意識を宇宙大に広げかつ、gyala.jpg
体の隅々まで意識をめぐらし、また野生動物のように本当に自然で強靭な動きを実現してくれるのです。hoyou.jpg


そして、大妙第二部でほぐれた後に行う、正立体での重心降下法の深さは驚くほどです!

~稽古内容~
天真柔操
親和体操1対2
股関節痛対策体操
開脚手取りのほぐし
両腕振り下ろし
大妙第二部(激しく)
重心降下法
大妙第三部
天真五相(大)連続
重心降下法
天真五相(正)
二人組ほぐし

【デイサ-ビス新体道】技の名前

木曜日は新宿のデイサービスで新体道でした。
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さて、新体道に限らず、武道、体操での「技」には名前があります。その名前を覚えると、稽古もやりやすいものです。

でも、月に4回しかないうえに、時間も限定されている中で技の名前まで覚えるのは、利用者さんたちにとっては一苦労です。

ですから、今まではあまり技の名前を教えるようなことはありませんでした。でも最近は、利用者の皆さんが名前を先取りして言ってくれる程になりましたので、時々質問させていただくようになりました。

こうして、技の名前を覚えると言うことが、新たな刺激になっていただければいいのです。もちろん間違っていたってかまいません。

新体道の技の名前は単純なものもありますが、イメージ豊かなものも多いです。しかも、栄光、天真五相、大妙、北辰呼吸法、抱天呼吸法、大気舞などなど大らかな雰囲気を名前にしたものが多く、比較的イメージが小さく、大らかさが欠てしまいがちな高齢者の皆さんのイメージの世界を、大きく宇宙大にしてくれます。
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年齢を重ねると、だんだん宇宙を見なくなります、空を見上げなくなります。それに連れて、夢を夢想することもなくなります。

でも、私はこう思います。
「人生の終盤こそ、一見ばかばかしい、でも神秘的な夢を夢想していただきたい!」

最後のそのときまで、元気で大らかな気持ちでいていただきたい。高齢者向け新体道はそのお手伝いをしているのです。


~稽古内容~
呼吸法
肩上げ下げ
開放体からだゆらし
手こすり
手首振り
片腕回し
両腕回し
首柔軟
胸開き
同上(気合)
体側伸ばし
体ねじり
北辰呼吸法
栄光(正)大上段斬り下ろし
中断本突き
大妙第一部(養神まで)
膝上げ下げ
前蹴り
天真五相

【あさがや瞑想会】究極の瞑想

1月14日は【あさがや瞑想クラス】の初日でした。
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新体道初経験と言う方が2名、2回目と言う方が2名、私の稽古会に参加している方が3名と、ウチの奥さんが稽古に来ました。

こちらは、もともとフィリング東京と言って、カバラという新体道にも影響を与えた、神秘思想・学問を勉強しているところです。

http://www.k5.dion.ne.jp/~filing/

カバラについては、また次回にしますが、非常に高度な体系を持っていて、こちらを主催する松本ひろみさんは、カバラに関する翻訳書もあり、第一人者と言っても良いでしょう。

カバラ入門―生命の木 (スピリチュアル・シリーズ)カバラ入門―生命の木 (スピリチュアル・シリーズ)
(2002/12)
ゼブ・ベン・シモン・ハレヴィ松本 ひろみ

商品詳細を見る


そんな会場をお借りして、はじめての稽古は新体道の説明をしながらの稽古となりました。

新体道は武道(空手、柔術、棒術、杖術、剣術)、能力開発体操、健康法、滝行までを含む非常に大き体系を持っています。その体系の中には各種の瞑想法も含まれています。

今回は、新体道瞑想の基本であり、奥義でもある瞑想法、「重心降下法」を行いました。

まずは、新体道と瞑想のかかわりや、瞑想を通じて私自身におきた変化などをお話させて頂きました。瞑想の重要さは語っても語りつくせないのですが…

継いで充分に時間を掛けて天真柔操。

瞑想は、体をほぐしてから行うべきだというのが新体道の主張です。そうすれば健康的な、明るい瞑想が可能になるからです。

それから? そこから先は?

企業秘密(笑)なのでちょっと… 瞑想の稽古は、難しい面もあるので、やすやすとは公開できません!!

これも、使いました!(笑)
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どうぞ、水曜の夜、一緒に深遠なる「新体道瞑想」の世界を体感してみませんか?

~稽古内容~
瞑想理論など講義
天真柔操
正立位瞑想
瞑想組み手ワカメ体操
同上  3対1
無相の瞑想

【ほびっとむら】かかわり方

水曜日昼1時からは、ほびっと村稽古会です。
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http://www.nabra.co.jp/hobbit/wc.htm#sint

今回のテーマは「かかわり方」。

新体道は三大基本として、栄光、天真五相、瞑想組み手を上げています。栄光、天真五相は基本的には一人で行う「型」ですが、「瞑想組み手」は二人以上で行う、形を定めない「組み手」です。

新体道では、この組み手を通してさまざまなことを学びます。

コミュニケーションについてのさまざまな学びをはじめとして、仏教的な用語を使えば「縁起」なんて事まで学びます。

「縁起を理解したなら、心身脱落して悟りにいたる」なんて事をえらい、禅宗のお坊さんが明言したそうです。ちょっと飛躍した言い方かもしれませんが、瞑想組み手をちゃんとやれば、悟れるかもしれません!


でも、チャンとやるこれが難しい… と言うのも、この瞑想組み手「気持ちいいんです」ふわふわ、くにゃくにゃとして体と気持ちががどんどんほぐれて行くんですね。

この感じが楽しい! でも! これだけではいけません。気持ちいいだけの組み手からは学びが少ないのです!

だからと言って、「痛くしろ!」なんて言ってるんじゃないんですよ! 重要なのは「かかわり方」。

ふわふわが気持ちよいからと言って、お互いふわふわしたままでは何も生まれません。もともとは空手の激しい組み手から生まれたんです。お互いが真剣に取り組みあうことによって、生まれたのが瞑想組み手。


ですから、気持ちよさを感じながらも、真剣に相手にかかわって行きます。その様に稽古を続けていくと。「真剣にかかわりあうこと」が実はとても気持ちよいんだ、と言うことに気づいてくるんです。

だから、今回はやっちゃいました「試し突き」
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一人が突き手として、真剣にでも怪我が無いように、突きます。残りの全員が一列を作って、全員でその突きを受けるのです。先頭の人はお腹にクッションをもって、突きをお腹に受けるのです。

突き手は全員を突きぬくように、押し切るようにまっすぐつきます。真剣です!

突きが、真剣なかかわり方を教えてくれるのです!

さて結果は? お知りになりたかったら稽古場へどうぞ!(笑)

~稽古内容~
天真柔操
親和体操1対2
基本立ちジャンプ
瞑想組み手ワカメ体操
大立ち立ちジャンプ⇔一人ワカメ
四股立ち腰開き
騎馬立ち中段本突き
振り子突き(ステップ1則)
同上カミカゼアタック(歩いて)
同上  不動立ち前進
試し突き
瞑想組み手ワカメ体操
同上 2対1
天真五相
無相位瞑想(立って)
天真五相

【本部稽古】自信をもって

今日は棒術でした。NPO新体道本部です。場所は文京スポーツセンターでした。

今月から本部クラスで号令を掛けることになりました。担当者の入替があって、私は火曜日担当となりました。

師範代の先生がいて、私が補佐する形です。師範代の先生が仕事などで来れない時は私が号令を掛けることになります。

本部は稽古歴が長い人が多くて、「教えてやる」なんてスタンスでは稽古は成り立ちません。一番長い人では40年!! なんて人もいるくらいですから。

稽古場所と時間をコーディネートするわけです。良質なプログラムとしての稽古内容と号令を、いかに提供するか? ここが肝です。

そして、一端始まったら、自分の号令を信じて稽古を進めます。集中力の強い人たちが多いので、どんどん稽古が深まって行きます。その深まりに乗って私も号令を広げたり、集中したりといろいろに変化させます。

そうすることで、稽古に参加した皆さんの稽古に幅や深まりが出てきます。その幅や深まりが、号令者である私に更なる気づきを与えてくれます。

だから一端始まったら、自分の号令を信じて稽古を進めなければなりません。

自分を信じると言うことが、一般に日本人は苦手です。自分を信じて物事を行うことを「傲慢」であるかのように感じてしまうのです。

でも! 傲慢でいいのです! 自信をもって進むから、稽古に参加した皆さんは安心して稽古できるのです。

号令というラッパを吹く役目を負ったなら、どこまでも傲慢に自分のラッパを高らかに吹かなければなりません。そのラッパこそが栄光の世界への道を開くのですから!


~稽古内容~
天真柔操
基本立ちジャンプ
大立ちジャンプ⇔自由にほぐす(一人ワカメ)
棒による集団栄光(中心を通って)
開脚前進(大)
開脚前進(小)
反り跳び
持ち替え(柔らかく→栄光)
騎馬立ち中段本突き
騎馬立ち突き込み(棒・上段打ち込みの要領で)
不動立ち前進上段打ち込み(正確に→激しく)
上段打ち込み組み棒
練りあい(上段打ち込み×上段打ち込み・止まって→自由に動く)
不動立ち前進上段打ち込み(気合)
栄光斬りあい

【三鷹稽古会】突きに始まり、突きに返る

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月曜日は三鷹稽古会です。会場は沙羅舎の地下「舞遊空間」です。

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三鷹稽古会は新体道空手の稽古です。
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空手というくらいですから基本は「突き」です。新体道は空手から生まれました。ですから、突きはとても重視されています。
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よくいろんな「喩え」にも使われたりします。

新体道では「一発の突きには、人を悟らせる力がある」ともいいます。
人を悟らせるくらいの「含み」のある突きを稽古では出したいものです。


そのためには、本当に素直になって、力みや「倒してやる!」と言った力みの原因になるような考え方を棄ててしまいます。そうして無駄なものをそぎ落として、真剣に稽古します。稽古時間と一回一回の稽古を大事にして突きを磨きます。そうやって磨きに磨いた突きで、窓からぱっと差し込む光のように、一瞬のきらめきで突くのです。

その時、心と体は本当にひとつになっています。

ところで、速い突きを出すのにはコツがいくつかあります。心の問題で言えば、集中しきって、無になって突く。心身一体になって突く。本来はこれだけです。

でも、これは難しいと感じる方も多いのではないでしょうか? ですから次善の策(笑)です。

それは、

自分の体に感謝すること。(笑)
いえ、いえ、ぜんぜん可笑しくなんてないんですよ! これ誰にでも出来る突きの強化法なんです!


新体道では「天地人々ワレ一体」といいます。「天地人一体」ではなくてね。一体になれたときとっても速い突きが出ます。

「天」は真理とか、神さまだと考えていただければいいです。
「人々」は社会とか、会社とか、家庭を思い浮かべてください。
「ワレ」(カタカナが味噌です)は自分自身、SELF(セルフ)のことです。
で「地」はというと「自分の肉体を含めた大自然」のことです。

人の心は、対象を嫌悪する時、分離感を強めて行きます。逆に対象を好きになったり、感謝したりすると一体感が強くなります。
本当の、本当に一体になれたときは対象に対する感謝も無くなって、ただただ感謝だけになります。

体に感謝する。と言うのは「体」を対象化してしまっているぶん、分離していますが、自分の体を嫌悪していたり、「突きがはやくならないなぁ」とマイナスの感情を持っているよりは、一体感が強いです。

体に感謝すると、心とからだ距離が近づいて、今より少しだけ、人によってはものすごく、突きが速くなります。

目の前にいる「敵」を「素手」で「ぶっ倒す」ことの意味はどこにあるのでしょう?

ただ倒すだけ、ノックアウトすれば良いということでしたら、ウエイトトレーニングでもして、筋肉隆々になったほうが早いかもしれません。

でもちょっと待ってください。世の中を見渡せば、生まれつき腕力の強い人、喧嘩の強い人なんていっぱいいるわけです。まして、拳銃でも持ったらもう喧嘩がどうのこうの、突きがどうのこうのなんて意味が無くなってしまいます。

新体道では、暴力の手段であるはずの「突き」が人の心を成長させ、やがては解放に至らせるための手段となっているのです。
突きは、新体道によって暴力から解放されるのです。
~稽古内容~
天真柔操
親和体操1対2
基本立ちジャンプ
天真五相
瞑想ジャンプ
瞑想ジャンプ組み手
騎馬立ち中段本突き
同上 (一回の号令で3本→5本)
中段本突き(振り子突き、ステップ1則)
カミカゼアタック(振り子突き)
不動立ち前進中段本突き(振り子突き→腰から)
瞑想組み手ワカメ体操(前×前・突き)
同上 2対1
天真五相

【くにたち稽古会】誰が突くの?

木曜日はくにたち稽古会です。JR国立駅から徒歩5分ほどの東地域防災センターをお借りしています。国立駅南口で降りるのですが、そこから大きな通りが3本と、線路沿いに道があって、その旭通から行くと便利です。 DCF_0055.jpg

月に一度、杖を使ったお稽古をしています。

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新体道の杖術に限らず、空手も、棒術も、剣術も、打ち方、突き方の意識に特徴があります。
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えいや! と、例えば、今回杖術でしたので、杖という武器で前を「突く」としますね。そのとき、普通、腰を使って、足を使って、腕を使って、自分の中からエネルギーを出して突きます。

これは、これで悪くないですし、新体道でもこういう稽古もやります。でも、新体道では「自分が」「がんばって」「突く」といった考え方はあまりしません。

むしろ、何か遠いところにいる凄い存在が、杖の先をつまんで、遠くに引っ張って行ってしまう。と考えることが多いです。そこに体がくっついてゆくんですね。

「自分が」「がんばって」「突く」ということは凄く尊いことですけど、あくまで自分中心です。どこまでもがんばって、がんばって、がんばって…
もういいじゃないですか! 皆さん今まで凄くがんばってきたじゃないですか! せめて、稽古の時ぐらい「がんばる」のをやめてみましょうよ…

ま! そんなことを言っても、杖術、体を使いますからそこそこ疲れたりはするんですけどね(笑)

でも、基本コンセプトは

がんばらない!

これに尽きるのです。

~稽古内容~
天真柔操
持ち替え(正立→ワカメ→歩きながら)
手繰り突き(不動立ち)
手繰り突き栄光
虎翻(下がりながら)
虎翻組み手(前進vs後退)
手繰り突き栄光vs虎翻
二人組みほぐし
無相の瞑想

【滝行賛歌】~元旦滝行2009(7)

「でも、最大の幸福はひとに奉仕することによって得られるんだよ…」エンリケ・バリオス著「アミ 小さな宇宙人」より

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のんきに私が滝に打たれ、自分が生かされてることを実感している間、妻は一人、観瀑台の上で皆さんをケアしていた。

焚き火の火を守りながら、滝から出た直後は全く動かなくなっている手、指の代わりをする。

ぬれた、稽古着を脱がし、体を拭き、温かな飲み物を与え、焚き火に当たらせ、体を支える。

滝行は先導より介添えの負担が大きくなることがある。介添えによって滝行は支えられていると言っても過言ではない。

妻はこのとき、滝から出た方の足袋を脱がす時に手の指に傷を負ってしまった、どれ程大変だったろう。そして冷える体を省みず、皆さんをケアしたためだろうか、風邪をひいてしまった。

入滝者のケアは滝行では裏方と言える。しかし、この裏方がいなければ滝行が成功裏に終わることは無かった。

滝の先導をするものは、自分が主役であると思い込み勝ちだが、その現実は多くの人に支えられて存在する。このことを心に焼き付けられた滝行となった。

全員の着替えが終わり。全員の顔を見回すと、なんと晴れやかな顔をしているのか! 正月、元旦の滝行は学びと共に、大きな喜びを私に、そして皆さんにもたらしてくれたようだった。

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ミクシーidをお持ちの方は、今回の滝行の感想文をこちらからご覧いただけます。

コミュニティー新体道・東京西地区新体道連盟
http://mixi.jp/view_community.pl?id=3443417
滝行感想文集 2009年1月~
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=38518165&comm_id=3443417
滝行感想文集 2008年
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=34770123&comm_id=3443417

【滝行賛歌】~元旦滝行2009(6)

「でも、最大の幸福はひとに奉仕することによって得られるんだよ…」エンリケ・バリオス著「アミ 小さな宇宙人」より

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次は、私の滝行には初参加となる方である。芸術家であり、もともと他流の滝行をされており、天真流滝行は現在、フィリピンで指導に当たっている岡田満前新体道協会会長の滝行に参加されたこともある。ご自分でも単独で滝行をされる。

入滝には何の不安も無い。

この鋭い思考をすると同時に、芸術家であることが可能であるという人物がどのような入滝をするのか? 不謹慎かもしれないが、楽しみだった。

先導をさせていただくにあたって、とても大きな喜びや、楽しみを感じることがある。と言うのも、人は滝行をしている非常に短い時間の間に、無意識の内に自分の人生観や、世界観を表現することがあるのだ。これが恐ろしいほど、先導をする者の稽古を進め、先導する者に新たな価値観、世界観を与えてくれる。

この方の入滝は…自由

自由だった、今回もこの方もまた、先に入滝した皆さんに感応したのだろう、滝と一体化するまでの展開が速かった。普通早くとも2~3分かかるところを、1分で抜けたようだった、後は自由である。

体をゆらし、時に寝そべり、背中に滝の落水を当て、また時に深まった。滝の中で、うらやましいほどの自由を獲得していた。

「場を共有する」

この方の望みは、おそらく達せられただろう。

少なくとも、先導である私とは共有していたと思う。なぜなら、私の感じた出るべきタイミングで滝を出てきたからだ。

彼が観瀑台に上がったのを見届け。私の入滝である。

手の指も、足の指も千切れるほどの痛みを発している。

はずだった。

水に入り、滝に向かう時には、もう痛みは無かった。痛みが無いのである。全くもって理由はわからない。

そして滝の水の中へ。何故だろう一気に展開してゆく。頭がギシギシ音を立てるような痛みが、いつもは襲ってくる。しかし、そんなものは無かった。呼吸が苦しくなる段階がある。しかし、そんなものは無かった。

なぜか?…わからない。

ふと、そのとき心に浮かんだ言葉「掃除し浄化しておきました」

昨晩メールをくれた方が、本当に入念に場を浄化してくれたのだろう。誰に誉められるわけでもないのに。無私の奉仕なのだ。これが皆さんに感応して、滝になじみやすくなっている私を後押ししてくれている。

滝からでた皆さんをケアしている私の妻がいる、だから私は後ろを振り向かなくてもよい、安心して進めば良い。そのことが私を後押ししてくれている。

ワレは既に人々と一体であり、人々によって私は生かされていた。

【滝行賛歌】~元旦滝行2009(5)

「でも、最大の幸福はひとに奉仕することによって得られるんだよ…」エンリケ・バリオス著「アミ 小さな宇宙人」より

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次は30歳代の女性である。とは言うものの一見20歳代に見える若々しさである。今までの滝行参加者で、こういうタイプの女性に滝行に高い適性を示す方が多かった。理由はわからない。

予想されたとおりだった。滝行3回目。冬の滝行ははじめてだというのに、非常に落ち着いている。まるで、既に知っている道を歩くかのように。

自分の場所を見つけ、合掌、そして腕を広げ滝の落水を体に受ける。

長い。

しかし、明らかに落ち着いており、肉体的変化も限界の兆候を示していない。

私は、この方に先導として何をさせていただけるのだろうか? あまりの素晴らしく、美しい入滝。この姿を見ながら、自分の肉体が感応してゆくのがわかる。と同時に既に飛沫を浴びている足の指は、千切れそうなほどの痛みを発している。

感応していたが故なのだろうか? 私が「そろそろ滝から出る指示を出そう」そう思った時、彼女は滝から出てきた。ぴったりのタイミング。

特に合図を出したわけでもないのに… 「啐啄同時」この言葉が脳裏をよぎる。

次は、久しぶりの参加となる女性だ。私の稽古会の最古参であり、私が先任の指導者から引き継いだときから、滝行はよく参加されていた。

この方を見ると、体質、体型、気質による滝行への適性などというものは、乗り越えることが可能であることを思い知らされる。人間の心身には希望があるのだ。

一直線に滝を目指す。そして自分の場所を見つける。

その姿は天真流滝行がまさしく新体道であり、入滝が栄光であり、天真五相であり、瞑想組み手であることをはっきりと学ばされる。

迷いを断ち切り、喜びも断ち切り、恐れを断ち切り、一気に滝の中で吹き抜ける。

まさしく「栄光」。

ご自分では、完全な満足を得られたとは言い難いようだったが、滝から出たその姿は光輝いていた。

まるで、栄光(大)で海岸を駆け抜けたかのように。

【滝行賛歌】~元旦滝行2009(4)

「でも、最大の幸福はひとに奉仕することによって得られるんだよ…」エンリケ・バリオス著「アミ 小さな宇宙人」より

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一夜明けて、六時あちこちで目覚ましが鳴り始める。

朝である。2008年がおわり、2009年となった。

言ってみれば、たかが西暦で新しい年になったに過ぎない、世界各地には様々な暦があり、日本もホンの100年ほど前までは太陰暦という別の暦を使っていた。暦などと言うものは、人為的なものに過ぎない。

それを考えると、なんと言うことは無いものだが、新年は楽しい。その楽しさを滝と言う究極の現場でさらに輝かせるのだ。私は、人生が費えるその日まで、生命の花を咲かせて生きたい。だからこそ滝に向かい、滝と一体となるのだ。

そして、皆さんにも新たな一年そしてこれから先も、命の花を咲かせていただきたい、だからこそ滝行の企画を立ち上げるのだ。

全員が起床し、車座になる。

新年の挨拶。そして、いつものごとくに天真柔操。特に首を重点的にほぐしていただく。

外へ。気温計は零下をさしていた。しかし、なぜか寒くは無い。確かに風が吹いているわけではないのだが…

滝へ向かう、一歩一歩を踏みしめ、この体が生きている実感を味わう。

天(真理、神、仏、ブラフマンなど)、地(大自然、自らの肉体など)、人々(滝行の仲間、家庭、社会など)、ワレ一体

大地を踏みしめながら、ワレは既に地と一体であったことを知る。

手口をみそぎ、滝へ向かう。観瀑台に上がる。滝の全容を見る。儀式へ。滝に向かい気持ち合わせの瞑想。

真言から、読経、天真五相へと高まって行く、そして栄光へ。

一人目は、私の滝行によく参加してくださる会社経営者の女性。

人生そのままに、まっすぐに滝に向かう。自分のペース、体力をよく把握している。

この方の入滝姿を見るにつけ、若さがイコール美しさでは無いことを知る。「美」は、人間の魂が気持ちよさや楽しさを真に感じる時、年齢に、性別にかかわり無く立ち現れる。この「美」を体に感じられるのは先導を行う者の特権である。

充分に余裕を持って彼女は滝から出た。そして第一声

「気持ちよかったー!!」

気温零下の中、彼女の顔は満足感にあふれていた。

このとき私は、降りしきる滝の飛沫を浴びつつも一人目の入滝が素晴らしいものだったことを喜んだ。先導をさせていただく歓びが体を貫いていた。

【滝行賛歌】~元旦滝行2009(3)


「でも、最大の幸福はひとに奉仕することによって得られるんだよ…」エンリケ・バリオス著「アミ 小さな宇宙人」より

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今回参加されたのは4人、入滝予定は妻、私を含めて6人である。

まずは顔合わせである。滝行の開催を宣した。

今回は入滝は元旦のみ一回である。元旦と言うよき日に入滝し、この一年のスタートに一端空っぽになることによって、自分の進むべき方向をはっきりさせる事が目的だ。

天真流滝行に余計な儀式は無い。それゆえに物足りなさを感じられる方もいるようだ。実はこの点について悩むところがあったのだが、今回参加された男性のとの対話の中で、一つの回答と言うか「儀式のありようをどのように考えるべきか?」という、「考え方」を得た。それを元に一つの回答を得た。

その結果は。

「天真流滝行に余計な儀式はいらない」

である。

対話することによって得られたこの結果は、私に大きな自信をもたらしてくれた。

とにもかくにも開会式、顔合わせ、諸注意伝達は速やかに行われた。ある種速さが問題である。余計な緊張を生むような「間」は要らない。もっとも日本人はこの緊張した「間」と言う奴が大好きなのだが…

夕食である、文覚荘の女将は滝行に理解があるため、非常にありがたい内容だった。

夕食後は、翌日元旦の滝行に備え、お互いに体をほぐしあった。この時二人一組になっていただいたのだが、この組み合わせには少々悩んだ。

参加された方の経歴や、体質、(私が感じた)気の質。もっとも良い組み合わせになっていただくことによって、それぞれの専門分野が向上し、滝行にも非常に良い影響を与えられる。

その後天真柔操を簡略して行い、瞑想に入った。

天真柔操、非常に簡単な体操の組み合わせであるにもかかわらず、たやすく瞑想状態に導いてくれる。

重心、呼吸を下ろし、本格的な瞑想へ。まずは「無相の瞑想」。
十分に深まったところで「滝行を深め日常でも、滝行の効果を呼び戻す瞑想」を行った。まるで滝の音が聞こえるようだった。

今回は瞑想にシンギングボウルを使用した。瞑想後、今回初参加となる女性はまるで温泉から上がったばかりのような表情であった。

ここで夜のイベントは終わり、自由時間となった。

この自由時間の時、私の滝行初参加となる男性と、少々話し込んだ。この対話の中から私は、「天真流滝行における「儀式」「真言」「読経」「結界」のありようについて、考えをまとめることが出来た。そして自信をもった、「天真流滝行に余計な儀式はいらない」と。

この時得られた「考え方」ついては、また時を改めて世に問うことになるだろう。

【滝行賛歌】~元旦滝行2009(2)

「でも、最大の幸福はひとに奉仕することによって得られるんだよ…」エンリケ・バリオス著「アミ 小さな宇宙人」より

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観瀑台に上がる頃まで、複数の人の気配を感じていたのだが、そこにいたのは一人だった。

彼が複数の気配を発していたのか? 単なる勘違いか…

とにかく挨拶を交わす、話をするうちに色々なことがわかった

伊藤真愚と言う方がいた、詳細はまたいずれかの機会に譲るが、新体道創始者・青木宏之先生と親しい間柄だった方であり、東洋医学の大家であった。天真流滝行開発当時、青木先生とまた数人の仲間と共に滝行をよくされていた。そしてお弟子さんたちにも滝行の指導をされていた。

この伊藤真愚先生のお弟子さんであり、私がよく滝場で出会う方の師匠筋と言える方であった。昔の新体道の事もよくご存知だった。

快活に話し、よく笑う。よく見る滝行者なる人物達とは真逆の明るさであった、その明るさは、まさしく天真流滝行の流れを汲む証明でもあった。

なぜかはわからないが、滝行を求める者には「陰性」の人間が多い。そしてその陰性が悪化して、人生の坂道を転げ落ちてゆく。

天真流滝行は、その暗さを排除した結果生まれたと言っても良い。
そのせいか、宗教的なもので言えば黒魔術だとか、呪術だとか、武術で言えば、暗殺術のようなカテゴリーを好むものは、やがて天真流滝行にはいられなくなる。自分から出て行ってしまう。

明るさを残し、彼は帰って行った。

そして私の入滝である。

彼が、既に滝を開いていった所為なのか? いや、それだけではない清浄さ、明るさが滝壷にあるような気がする。風邪に冒された体である、もっと冷えを感じて良い。が、、、、気にならない。

周囲を確認し足場を確かめ、滝つぼへ。
奇妙なぬくもりである。

冬ならばもっと、冷たい水によって体の冷え、頭が締め付けられる感覚があって良い。しかし、記憶に残らないほど短い。

否、冷えている。しかし、平気である。

滝つぼ、特に落水地点の安全性を今一度確認して滝から出た。

震えが無い。体が興奮しているのか?

滝に礼をして観瀑台に上がる。ようやく冷えが来た。手が多少震える、しかし着替えに手間取るほどではない。

足元に気を配りつつ、階段を下りた。

宿に帰り風呂へ。参加者の皆さんは既に時間より早く集まっていた。

その夜、携帯に私から出したメールの返信と言うカタチで、一通のメールが届いた。よくこの滝場で出会う方であり、先ほどの人物から滝行を学んだ方だ。

『こんばんは。
来ていると信じていました(笑)
昨日より、日中に境内、階段、滝壷を念入りに清掃し浄化致しました。
皆様とご存分に堪能下さい!』

なんということか… 
「妙に入りやすい、多少でも進歩したのか?」
などと、一瞬でも思った自分の愚かさが身に染みる。何のことは無い、皆さんの無償の、しかも誰に誉められるでもなく行った奉仕によって、私の入滝は支えられていたのだった。

この瞬間、この滝行に塵一つほどの心配も要らないことを知り、天地、滝、掃除をしてくださった皆さんに感謝した。

風邪の熱は、手足の冷えも、もう無かった。

【滝行賛歌】~元旦滝行2009(1)


「でも、最大の幸福はひとに奉仕することによって得られるんだよ…」エンリケ・バリオス著「アミ 小さな宇宙人」より

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2008年31日大晦日の日、私と妻は小田急線新松田駅からJR御殿場線へと乗り継ぎ、山北を降りた。都内とは違う空気。明らかに気温は低い。この富士山を間近に見る町から程近い滝で、滝行を開催するためだった。

滝行開催に必要な荷物を手に、二人で滝に近づくに連れてさらに変わる空気を感じつつ、休憩宿「文覚荘」へと向かった。

既に日は傾きつつあった。

宿に着く頃には日は落ち更に気温は低くなっていた。この季節にしては暖かいはずだったが、私は3日ほど前からここ最近ないほどの風邪をひいてしまったせいか悪寒が体中を駆け巡っていた。

集合は18時。まだ時間がある。滝の様子を下見しておかなければならない。皆さんの安全こそが重要だ。そのためにも、周囲をよく見、実際に滝に入る必要がある。全て肌で感じなければならないからだ。

妻を宿に残し、日がどっぷりと暮れて闇が支配を始めた世界へ歩き出す。この自然に、また安置された仏尊像、水子供養の地蔵菩薩達に礼をしつつ闇の中を滝へ向かう。

声が聞こえた、「雄叫び」と言うに近いその声は明らかに滝から聞こえて来ていた。どうやら、他流の方が滝行をしているらしい。数瞬迷う。他人の滝行を邪魔するわけには行かない。しかし、後少しで参加者の皆さんがやってくる。検分だけでもしなければならない。進んだ。

この時、奇妙なことに気がついた。ホンの少し前までは、枯れ木、枯れ草、落ち葉が多かったが滝への入り口にある不動尊像このあたりから綺麗に掃き清められている。そして、奇妙に軽い感じがする。いつもと違う。

大抵、滝行をやっているなどという現場に近づくと、非常に重い感じがするのだが… 「既にいる他流の方が明るいエネルギーを出しているのだろう」そう期待して。滝への道を急いだ。

観瀑台まで上がると、そこには一人の男性がいた。

【ほびっとむら】与えて、与えて

水曜日は、ほびっと村稽古会です。
http://www.nabra.co.jp/hobbit/wc.htm#sint
Nishiogikubo_eki_2.jpg
mapほびっと
新体道には、組み手がたくさんあります。それらは、栄光や、天真五相に還元されます。そういうシステムなのです。

組み手をやると、天真五相が上手に成ります。栄光が深まっていきます。組み手と型を行ったり来たりすることで新体道が深まって行き、新体道に流れる考え方が自然に身についてきます。そういうシステムなのです。

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型と組み手が助け合い、型を高め、役に立つものにしてゆきます。しつこいですが、そういうシステムなのです。
つまり、組み手をやらないで型だけ稽古しても、絵空事、ほとんど無意味です。

新体道には、組み手と型の関係が完成されたシステムとして存在します。

今回のほびっと村稽古会で行った組み手の稽古は、栄光と天真五相をより完成度の高いものにするという意味でとても重要な稽古でした。

技の受け手は仕手(して)の手首を取りに行きます。大事な宝物がそこにあって、それを逃すまいと必死に取りに行くそんな感じです。

技の仕手は、受け手を大きく導くように手を下から大きく回し天のほうへと上げて行きます。最後には掌を天に向けた天相(てんそう)という型になり、そこから天地を斬る様に切り下ろし、受け手の中心を斬ってゆきます。

受け手は仕手が斬って来た、力も意志も、体を開いて全て受け入れて行きます。

この一連の動作には、天真五相、栄光のみならず新体道の全てに通じる哲学、考え方が含まれています。

……なんてことは、まあ横に置いておいて、仕手は天に、受け手は相手に自分を明け渡すことをやっていきます。どんどんやってゆきます、すると…なんだか楽しくなってきます。なんだか嬉しくなってくるんです。

自分を天に、相手にひたすら明け渡す。それが実はとっても楽しくて明るいことだって気づいてくるんです。


自分を与えて、与えて、与え尽くす時。 そこに現れるのは言葉では表現しつくせない喜びなのです。

~稽古内容~
天真柔操
親和体操(2対1)
基本立ちジャンプ3種類
天真五相
ジャンプ⇔一人ワカメ
自由に動いてほぐす
集団ワカメ
集団片手栄光組み手
天真五相
片手栄光×ワカメ体操
片手取り打ち手の組み手(中心を斬らせてほぐす)
天真五相
二人組ほぐし
放光位瞑想法

【仙川稽古会】斬られ、斬られて

1月4日は仙川稽古会でした。冨沢脳神経外科のリハビリ室をお借りしています。1月4日が稽古始めです。
mapdata.jpg
tomizawa.jpg


稽古はじめはとても重要です。と言うのも、一年の稽古の方向性が、このあたりで決まってしまうからです。

ですから、今回の稽古は最終的に新体道の羅針盤「栄光」になるように考えました。
手取りの組み手です。

やり方は…
フォロアー(技の受け手)がリーダー(技の掛け手)の両手首を両手で握ります。
リーダーが栄光(正)の要領で大きく体を開いて、天へ向かって万歳します。フォロアーはひたすら付いてゆきます。
リーダーは天に向かって諸手を上げ、掌を天に向けます。これを天相と呼びます。
更にリーダーは自分が一本の巨大な刀になったごとく、天から地へ切り下ろしてゆきます。この時も、フォロアーはひたすら付いてゆきます。そして斬ってくるリーダーの動きを丸ごと受け入れるのです。


言葉にするとたったこれだけ、難しくもなんともありません。
でも、ここには武道のいろんな技のエッセンスが詰まっています。そして体と心を解放する効果もとても高いものです。

フォロアーはリーダーを信じてついてゆきます。そして自分をさらけ出し、リーダーに斬られてゆきます。

この時の「斬られっぷり」がとても重要です。
うまく斬られると、何かスカッっとします。身も心もさらけ出してその重要なところを斬らせるのです。いいえ、斬ってもらうのです。

斬られて、斬られて、斬られまくります。そうすると、今まで自分を取り巻いていた、いろんなものがはがれてゆきます。

私たちを取り巻いて、たまねぎの皮のように取り巻いている、「何か」を一枚づつ剥いで行くのです。

その果てに残るのはなんだと思いますか? たまねぎと人は違います。でも… とてもよく似ているところもあるのです。
この稽古はそんなことも気づかせてくれます。


最後の瞑想は今回も、シンギングボウルを使いました。
081228_223234_20081229062918.jpg

~稽古内容~
天真柔操
変形親和体操(立って)
親和体操(立って)
同上 (気を読んで)
自由にジャンプ⇔一人ワカメ
手取りジャンプ
手取りジャンプ⇔手取りほぐし
手取りジャンプ(10回目でしゃがむ)
手取り組み手大上段斬り下ろし
同上  (片手で)
栄光(正)大上段斬り下ろし
無相の瞑想(シンギングボールを使って
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※新体道とは
武道家・青木宏之によって創始された、真の人間性復興、天地人と自分との一体の境地を獲得するための、武道を超えた、新時代の武道。

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