FC2ブログ

滝と残雪と自我と、そして過去の名残に

神奈川県の夕日の滝に滝行に行ってきた。梅の花が咲き始め、季節が色づき始めた。まだ冬とはいえ、確実に時はうつろいゆく。

人生は永遠ではない、肉体は無限ではない。今、悟ることが重要だ。そして一刻も早く道に入るべきだ。道の手前で道草を食む牛のようにのんびりとはしていられない。迷う時間は人生には無いはずだ。

「感じて動く」では遅すぎる。自分の肉体とそのすべてを信じて進めばいい。滝行はこの「信」を、これまでの教育、習慣、常識を剥ぎ取って、表に引きずり出してくれる。故に滝行は己と、己に連なる全てへの「信」を思い出させてくれる。本来新体道の稽古はすべてそのようになっている。

外気温はこの2月でもっとも高いようだった、その分氷から融けたばかりの水が滝に流れ込む。外気温との落差は激しかった。また風が滝を揺らし、芯があちこちへと移動して定まらない。滝に体が慣れる前に、滝自体が移動してしまう。

また、外気温が高いため、氷柱の芸術であった滝は跡形もなく、次々と滝の水と共に氷柱は落ちていた。

そんな中入滝となった。

一般に滝行は、筋肉質の人間にはきつい。ヨロイのはずの筋肉が逆に自分を苦しめてしまうからだ。水温が低ければ低いほど、過去に「鍛えた」はずの肉体が呪詛のように自分を苦しめる。

滝行中の苦しみは何も肉体によるものばかりではない。これまでの人生で培ってきた精神的傾向も原因となり得る。我慢強い人間は、その我慢強さゆえに苦しまなければならない。優柔不断なものは、優柔不断さゆえに苦しむ。

私は、過去の誤った鍛錬と精神的傾向の故か、背筋、首筋、肩口に緊張をきたしやすく、「天真流」を離れた滝行を行うとてきめんに「苦」の滝行となる。
今日の滝行は、天真流を離れてしまった、自我が前面にあった。

苦しい

しかし、この苦は自分が作り上げてきた、肉体と精神の故、過去の名残りのゆえ、どこにもその責を問うことは出来ない。

しかし、そのとき「あること」を思い出した。

と、その瞬間、何故か右腕をやさしく引っ張られるような感覚があった。その感覚に従った。動いていった滝の芯の方へと移動した。滝の芯の中にたたずみ、落ち着いた時。

「ドーン」

と左手後方、つい先ほどまで自分がいたあたりで大きな音が鳴った。氷柱が溶けて落ちたのだ。もしそのまま同じ場所に居たら…

かまわず「あること」を思い滝の芯の中にいると漸く「苦」は去っていった。

このとき、改めて知った。滝行は己のためにする、しかし己のためだけにするのではないことを。

「あること」、そのヒントはすべて「天地人々ワレ一体」この言葉にあった。
スポンサーサイト



呵花大笑

昨日はデイサービス新体道と、国立(現在は国分寺)での稽古でした。

デイサービス新体道は新宿にあるデイサービスセンター「健康倶楽部新宿」と言うところで、午後のレクリエーションの一つとして行っています。大体月に4回。

新体道は実に幅広い内容を持っていますから、応用次第で、体力有無、年齢の高低は全く関係なくなります。

また、新体道の思想・考え方・方法論に従えば、実に愉快な稽古を高齢者の皆さんに提供できます。

特に、「青空体操」と「胸開き」は利用者の皆さんも、号令者である私もとても愉快になる稽古です。

胸は、感情のセンターなどという言い方もします。青空体操、胸開きは、これまでの人生で、思いをためてきた利用者さんの「胸」を天に向かって咲く花のように開かせるためか、終わったあとの笑顔はとても素晴らしく、ぴかぴかに光って見えます。

新体道が、高齢者の皆さんに提供できるものはまだまだありますが、極めつけは、天真五相でしょう。椅子に座ったままでも出来る、新体道の大基本は、利用者さんたちの体と心を開き、さらにリハビリとしての効果も高いものです。

奇妙なことに、他の運動には興味を示さない方でも、天真五相は一緒に稽古したりします。天真五相には、比較的激しく新体道を稽古してきた私のような者が気づいていない魅力があるようなのです。主に武道の技として研究してきましたが、デイサービス新体道からはまだまだ学ぶことが多いと感じさせられます。

デイサービス新体道は今日も、笑いの花咲く呵花大笑のうちに始まり、呵花大笑のうちに終わりました。

その後、国立の夜の稽古に向かいました。とはいっても現在は、国分寺市内藤地域センターをお借りしています。

最近感じたことです。人間の活動の原動力を支えるのは、足腰、特に太ももの筋肉ではないか?ということです。

人間が元気に活動してゆくためには、ある程度足腰の強靭さがあったほうが良いと思うのです。もちろん、ボディービルのような形で鍛えた筋肉と言うことではなく、その人の体格にあったナチュラルな足腰ということですが。

そして、非常に面白く感じるのは、足腰が活性化している時ほど、深い瞑想体験をしやすいのです。

「瞑想が好き」と言う人で、いわゆるグラウンディングが出来ていない人が恐ろしく多いのに時々驚かされます。グラウンディングは足腰を充分に鍛える、使うことによっても可能です。むしろその方が手っ取り早く、誰にでも安全に行えます。

新体道には足腰を柔軟にし、活性化する方法がたくさんありますが、今回の夜の稽古会ではちょっと多めに行いました。

すると皆さんどうでしょう。非常に深く穏やかになっていくではありませんか。

足腰を充分に使っては、横になり瞑想。足腰を充分に使っては、立ったままでの瞑想。深い統一と、集中。

足腰を活性化する。これだけでも深い瞑想状態は体験できるのです。

国立稽古会は毎週木曜日、現在国分寺市内藤地域センター2回で19時より稽古しています。

また国立稽古会、仙川稽古会は
新体道・「呵花の会」としてリニューアルスタートします。
また、現在「子供クラス」「親子クラス」を準備中です。
子供たちの集中力、体力、気力を含めた能力の開発、コミュニケーション能力の向上に新体道は大きな効果をもたらします。

お問い合わせは
新体道・「呵花の会」曽根田敦志までお問い合わせください。
携帯090-9150-5415
(稽古中などお電話に出れないことがあります)
Fax03‐3949‐6280
Eメールshintaidojin*hyper.ocn.ne.jp
(スパムメール対策のため、@を*に変えてあります。)

白銀~氷の牙

2月16日神奈川県の夕日の滝に滝行に行って来た。しかし滝行と呼べないほど、ホウホウの態で逃げ帰って来たというのが正解かもしれない。

滝は滝壷周辺以外は凍結しており、長いつららが垂れ下がっていた。飛沫は岩についても流れず、氷となって牙のように滝に向かって伸びていた。

大自然の芸術。恐怖を呼ぶほどの美。

先般降った雪は、周囲の森の中にあって融けず、白銀の大地を形づくっていた。

私は、一般の滝行者に比べはるかに臆病であると言える。主催している滝行も、雪の予報が出されるとすぐに中止する。また、厳しすぎる滝行に人を同行させることは絶対にない。

天真流滝行を名乗るものには楽天的な者が多い。そして事故の例も聞いたことがない。最初の顔合わせ、いや滝行の予定を立てるところから、天真柔操、儀式、最後の天真五相、栄光にいたるその全てが、事故になる要素を排除してゆくからなのだが…それでも私はもっともっと慎重になってよいと思っている。

大自然に人間はかなわない。

そんな私が何故16日に行ったのか?危険性の再確認と言えばよいだろうか?実は15日は、ある団体からの依頼で滝行の先導をすることになっていた。しかし、「9日に雪が降ったばかり、初心の方には厳しすぎる」と話し、取りやめていただいたのだ。

滝行は本来命懸け、その先導をさせていただくからには
  「絶対に、全員を、安全・五体満足に」
連れて帰らねばならない。

理論、理屈、確率論の上から言っても「絶対」はありえないのはわかっている。しかし「絶対に」事故は起こってはならない。

だからこそ取りやめていただいた。しかし自分の下した決断が間違いではなかったかと自問自答し、その結果として、白銀の中の滝行となったのだ。

水量は夏場の半分、昨年末の3分の2ほど。岩肌は凍りつき、たどれないため、滝壷を横切り滝へ向かう。外気温は零下を指していた。

水が温かく感じられたその瞬間、一転し冷水がカラダを突き刺した。呼吸を整えるため一度外へ。意識は冷静さを取り戻すも、滝との一体感がやって来ない。自我で滝に入っているため、吹き抜けることが無い。もう一度外へ。やはり、いつもなら、やってきても通り抜けられるところだったが…自分で勝手にあきらめたのかもしれない…やっと落ち着き、自由がやってきたが…単なる「がまん大会」になっていると感じ、滝から出た。

滝の中は意外なくらい温かだった、特に滝壷の岩肌はやさしく包んでくれるかのようだった。大地の母性を感じさせるのに充分なほど。

白銀の世界の中、着替え、ふと見ると、入滝直前に燈した線香の煙がたなびいていた。


,:*:・☆。, ほびっと村マンスリーワークショップ,:*:・☆。,

ほびっと村マンスリーワークショップ

,:*:・☆。, 新体道体験講座,:*:・☆。,

新体道と聞いて「新体道って何?」そう思われる方は多いのではないでしょうか?

ほびっと村マンスリー新体道では、この新体道を簡単しかしとても効果的なリラックス体操、呼吸法、健康法を交えながらご紹介します。そして講座の最後には、新体道大基本・天真五相を身に付けてみましょう。

きっと何かが変わるはず!

開催日時:2月17日(日)13時~14時45分(予約不要)
場所:JR中央線西荻駅南口下車 徒歩2分
杉並区西荻南3-15-3 ほびっと村3Fほびっと村学校
http://www.nabra.co.jp/hobbit/ budogakkaishirokuro2.jpg
参加費:2500円
sidetitleプロフィールsidetitle

新体道人

Author:新体道人
ブログ本編はこちら! 
http://ameblo.jp/shintaidojin/         
【新体道人】で検索してください




※新体道とは
武道家・青木宏之によって創始された、真の人間性復興、天地人と自分との一体の境地を獲得するための、武道を超えた、新時代の武道。

★※*…~…*※☆
今年は変革の年なんだそうですねぇ。そう言った波の一つなのかtwitterが大流行! 英語に継いで日本語でのつぶやきが2番目に多いんだそうですよ!

そんなことで、私も初めてみました!

主に、創始者・青木宏之の著書からの抜粋です。武道・体技・滝行・瞑想を深める意味深い言葉が多くありますよ!
(関係ないことも時々つぶやいたりしますが…)

・http://twitter.com/shintaidojin

Follow me!!

●月曜日(新体道武道クラス)
18時~19時(子供クラス)
19時~20時45分(大人クラス)
三鷹・沙羅舎地下 舞遊空間三鷹市下連雀3-1-24
指導・号令 曽根田敦志



●木曜日(健康体操・杖術・剣術クラス)
18時~19時(子供クラス)←新規開講 !!
19時~20時45分(大人クラス)
国立・東地域防災センター国立市東1-13-13
指導・号令 曽根田敦志

※月曜日・木曜日指定の月謝会員の皆様へ。
会場都合、主催者都合でお休みとなった場合、月曜日、木曜日への振り替えが可能です。どうぞお問い合わせください。 

●号令者 
曽根田敦志(新体道正指導員・新体道空手弐段・新体道棒術弐段・高齢者向け新体道講師)
曽根田圭子(新体道正指導員・新体道一般科講師)

●稽古は年齢、性別、経験の有無を問わず誰でも参加できます。
健康法・能力開発に最適です。
天真柔操、心身開発体操、杖体操、栄光、天真五相、瞑想組手、空手などを稽古しています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
新体道・東京西地区新体道連盟
     ~武道・瞑想・滝行~
曽根田 敦志 SONEDA Atsushi
ホームページです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ブログ本編はこちらです! 
http://ameblo.jp/shintaidojin/         
【新体道人】で検索してください!

滝行参加のみなさんからの感想はmixiコミュニティー
      「新体道・新体道東京西地区新体道連盟」
からもご覧いただけます。
         
 http://mixi.jp/view_community.pl?id=3443417

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
新体道
東京西地区新体道連盟
~武道・瞑想・滝行~

shintaidojin#hotmail.co.jp(スパム対策に@を#に変えてあります)
ホームページです。
http://www.geocities.jp/shintaidojin/
【新体道人】で検索してください!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

air_rank_20090214141038.gif
人気ブログランキングへ
ブログランキング・にほんブログ村へ
ホームページはこちら
新体道人!
">shintaidojin[2]

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

sidetitle最近の記事sidetitle
sidetitle最近のコメントsidetitle
sidetitle最近のトラックバックsidetitle
sidetitle月別アーカイブsidetitle
sidetitleカテゴリーsidetitle
sidetitleブロとも申請フォームsidetitle

この人とブロともになる

sidetitleブログ内検索sidetitle
sidetitleRSSフィードsidetitle
sidetitleリンクsidetitle