浅間大滝滝行報告 1
結果は…凄かったの一言!
まずは初日から
私と妻は一足先に滝の様子も見なければなリませんので、浅間へと向かいました。都内から我が愛車スバル・サンバー(軽)で!
最近、整備しなおしたばかりの私のスーパーカーは、とっても機嫌よく走ってくれました。
風に揺られ、高速走行で分解しそうな我が愛車。大型車両にスリップストリームかけて、ベンツやポルシェにあおられながらも、80キロのスピードを維持してくれました。
車内の会話は必要ありません。っていうか、がんばって走る愛車の大きなエンジン音は、夫婦の会話を許してくれませんでした
それはともかく…何とか碓氷軽井沢で高速を降り、峠を越えて軽井沢駅付近を抜け、もう一つ峠を越えて浅間大滝へ。
途中の道路にある気温を示す電光掲示版は、26度をさしていました。夏らしい気温と言えます。まして今回は初心者の女性もいるので、良い感じだと思いました。
そして車を降り、滝壷付近へ。そこで外気温を計りなおすとなんと20度ほど。どうりで涼しいはずでした。水温は14度。軽井沢市街地との気温のギャップに驚いてしまいました。
とにかく入滝儀式を行うため、ほんのしばしの瞑想を滝の前でしました。そして滝をよく見ると、前回来た時とはまた少し表情が違います。どうやら、例年よりは水量は多いとのことでしたが、前回来た時よりは水量は少なく、「滝行者」ぞろいの今回の参加者が満足するかとも思いましたが、まずは一切の余分な思いを捨てて入滝儀式へ。
今回の入滝は、滝行の安全を祈り、また滝の状態を知るための入滝ですから、一ヶ所に止まる訳には行きません。水量、水温、地形、足元の状態、岩の状態を確認します。
充分に確認すると、滝に向かって閉式の儀式を行い、礼をして滝を出ました。
とにかく素晴らしかった。今回再確認したのは、浅間大滝は一見激しいものの、素晴らしい母性の滝で柔らかく包んでくれる滝であり、もちろんその反面、礼を欠いたり、なめてかかると鬼子母神の元の姿と言うか、怒りの女神の素顔を見せるようです。
無心に望むか、すがるように入るかしなければ、あっという間にムチウチとなります。さもなければ、滝から追い出されてしまいます。
今回は確認と祈りを終えると、もっとも水量の多い所に無心を心がけ入った(と言うより入らせてもらった)すると、心から余分な想いが消えてゆくごとになぜか体が、どんどん解体されていくような奇妙な感じがあり、このまま続ければ自分が完全に解体されるかもしれないと感じたのです。
このまま続けたい欲求に駆られましたが、今回は先導としての役目、合宿をコーディネートする役目、車を運転しなければいけないと言う役目などがあります。
まだ、捨てるわけにはいかない。
私は市井に生きているし、生かされている。だからこそ滝を出ました。
その後、地元でも穴場中の穴場の喫茶店で飲んだコーヒーのうまいこと。
一息つくと、妻とともに宿泊場所のドームパラダイスへと向かいました。
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★:*´*☆彡,。浅間大滝滝行合宿のお知らせ・。★:*´*☆彡,
8月18日(土曜)~19日に群馬県浅間大滝にて滝行を行います。
8月の浅間大滝は水温はほどほどですが、非常に水量が多いので非常に深いリラックスと、瞑想状態が体験できます。この浅間大滝は新体道創始者、青木宏之先生が、滝行の新たな場所として拓いた、行場としてはまだまだ自然・野生、そして大自然の母性を強く感じる「大滝です」。この雄大な滝に抱かれて見ませんか?
○日程 8月18日(土)19(日)
○場所 浅間大滝
○集合 北軽井沢バス停14時30分ごろ集合
○解散 19日12時 ごろ
○実技 入滝2回(予定)、新体道実技2回
○参加費 初参加3万5千円
初心者(滝行参加4回以下)3万円
中級者2万8千円
上級者(滝行参加10回以上)2万5千円(滝行参加10回以上の方はご一報ください)
※参加費に往復交通費、29日朝食代金は含まれません。
○お申し込み 8月21日(土曜)までに曽根田まで ℡&Fax03-3949-6280 携帯090-9150-5415
最小催行人数2人。最大9人。
なお滝行で使用いたします、地下足袋および「わらじ」(入滝時使用の履物)は個人所有とさせていただきます。「わらじ」をご入用の方は曽根田までご連絡くだい。新品のわらじです。1500円で お分けしますので、以後は「マイわらじ」としてご使用ください。